2013年12月19日

「清須会議」と「種田陽平展」

 さて三谷幸喜監督最新作「清須会議」を遅ればせながら見に行って来ました。2時間18分をまったく飽きさせない出来なのですが、三谷「映画」作品で感じるいつもの不満が解消されなかった不満が今作も継続されていた点が残念。例えば余計なエピソードを入れる所。正直忍者エピソードは有名俳優さんを使わずにちゃっちゃっと済ませても良かったと思うんですよ。それと舞台出身のためか「絵」が平面的。映画だから平面的になるのは仕方ないのですが奥行きも使った「映画ならではの絵」が少なかったと思います。

 それとつかみでの解説を長々とやり過ぎた感も。「信長・信忠が本能寺の変で死亡してうんぬん」の経緯は見ている人のほとんどが知っている出来事なので解っていることを改めてやるのもどうかな、と。

 ただ出演する度に色々と言われてしまう剛力彩芽さんの使い方は上手かったと感じました。正直下手なままなんですけどね(笑)。しかし彼女の相手役として中谷美紀を置いた事で上手く光っていました。プロレスや格闘技じゃないですけどマッチメイクをしっかりやれば光るんですよね。上手いプロレスラーはほうき相手でもプロレスが出来る例えのごとく、ですよ(さらっと酷いことを言っていますが)!剛力さんは下手なら下手で突き進んでいった方がいいのでは。変に小手先のテクニックを覚えると、かえってつまらなくなる気がするんですよ。

 で、実はこの「清須会議」の公開にあわせて先月「東京上野の森美術館」で開催されていた「種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展」に行ってきていました(11/17に展示終了)。種田さんは三谷監督作品の他、キル・ビルvol.1の美術を担当された方で、ジブリの「借りぐらしのアリエッティ」の実物大セットを組んだ巡回展を見た方も多いのでは?


 三谷作品以外にも種田さんが関わった海外作品も展示されていました。
○日本統治化の台湾で起きた霧社事件を描いた「セデック・バレ」
○南京事件を扱ったチャン・イーモウ監督作品「The Flowers Of War」(クリスチャン・ベール主演)
○キアヌ・リーブス初監督作品「Man of Tai Chi」(中国を舞台にしたアクション映画)

中国系が何故か多い(苦笑)。「セデック・バレ」は日本でも劇場公開・ビデオ発売されましたが、「The Flowers Of War」は政治的な事情があって日本公開は難しく、「Man of Tai Chi」も日本公開の見込みがありません(あまり面白くななかったのかなぁ?)。そのため展示されていた資料はここでしか見られない貴重な物だった訳です。

 さて「清須会議」に戻って撮影可能だった清洲城の天守閣のミニチュア。


実際には天守閣はなかったそうですけどね。手前の小さいミニチュアは大きいモノの前に作られた構想段階での物だったと記憶しています。


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Posted by 天野"kevin"達也 at 17:05│Comments(0)映画
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