2013年08月29日

映画喫茶白鯨8月ありがとうございました!

 さて先日8月26日は映画喫茶白鯨でした。お越し頂いたお客様、ありがとうございました。

 今回盛り上がったのは自由提出となった「宿題」のコーナーでの「パシフィック・リム」と「風立ちぬ」の話になると思います。

 今回、映画喫茶で両作品について話し合って思ったのはデル・トロ監督は子供の頃から好きだったゴジラやウルトラマン、ガンダム。宮崎監督は戦争は否定しつつも愛さずにはいられない兵器(今回はゼロ戦)といった「自分の好きな物を恥ずかしがらずにさらけ出した」点が共通している点。その好きな物への愛情のさらけ出し方が丸裸な物だから(笑)多少の「?」でも押し切れるパワーがあったんじゃないでしょうか。これがちょっとでも「照れ」や「計算」が見えたらお客さんの評価は違う物になっていたと思います。

 「風立ちぬ」は第二次世界大戦を生きた堀越二郎さんの物語なので戦争と切り離すことは不可能なのですが、前述の宮崎監督個人が持っている「好きな物」に対するロマンや矛盾を最優先にして見ていかないと物語に乗れないかもしれません。戦争というのはこの映画では2番目くらいのポジションのような気が。戦争を二の次に出来ないゼロ戦や堀越さんのファン、日本に占領された立場の人が見るとしんどいかもしれないしれないなぁ…。

イベントの様子は以下のなんば白鯨さんのユーストリームチャンネルでも見ることが出来ます。「パシフィック・リム
」や「風立ちぬ」の話は15分頃です。
http://www.ustream.tv/recorded/37835869

次回映画喫茶白鯨は9月23日。月曜日ですが祝日です。開始時間も晩ではなくお昼13時半からです。プレゼンテーマは人気の「あまちゃん」に乗っかっちゃえ、ということで「あまちゃん映画祭」をやります。「あまちゃん」キャラやネタが出ている映画ならなんでもOKの映画祭です。来て下さい!

9/23(月・祝)
「映画喫茶白鯨」
start 13:30 / ¥500- (1drink別)
出演 / 若林賢太郎、中澤勇一(アニメR)、ごんぼそ、ケビンコナス、帝、他
http://hakugei.net/archives/7345

それとなんば白鯨さんの姉妹店、なんば紅鶴のオススメイベント「アメコミnight関西#2」が8/31にあります。アメコミだけでなく、アメコミ原作の映画の話が聞ける…はずです!
8/31(土)
「アメコミnight関西#2」
第一部/MYベストオブアメコミ決定戦/start 15:00 / ¥2,000- (1drink別)
出演/コヤマシゲト @Joey__Jones /杉山すぴ豊 @supisupisupi /柳亨英 @AkiYanagi/他ゲスト
第二部/コミコン!アメコミ最新オタク事情!/start 19:00 / ¥2,000- (1drink別)
出演/コヤマシゲト @Joey__Jones /杉山すぴ豊 @supisupisupi /柳亨英 @AkiYanagi/他

通し券/start 15:00 / ¥3,000- (2drink別)
http://benitsuru.net/archives/4856  

Posted by 天野"kevin"達也 at 20:39Comments(0)映画

2013年08月23日

8/26(月)は映画喫茶白鯨です!

 8/26月曜日に大阪難波の味園ビル内「なんば白鯨さん」で「映画喫茶白鯨」をやります。今回のプレゼンテーマは「サスペンス映画を観よう!」。そして「宿題のコーナー」は話題作多数なのでそれぞれ自由提出です。当然「パシフィック・リム」はやるでしょうw!「風立ちぬ」は面白さを表現するのに難しい作品なのでやるかどうか…(苦笑)。19時頃スタートです。来て下さい!

8/26(月)
「映画喫茶白鯨」
start 19:00 / ¥500- (1drink別)
出演 / 若林賢太郎、吉田徹(アニメR)、中澤勇一(アニメR)、ごんぼそ、ケビンコナス、帝、他
http://hakugei.net/archives/7139

  

Posted by 天野"kevin"達也 at 12:05Comments(0)映画

2013年08月22日

ホンダPCX150を買いました。

 久しぶりにバイクのお話。以前乗っていたBMWのF650GS(単気筒の古い型)とホンダのエイプを手放し、新しいバイクとしてホンダのスクーター、PCX150を購入しました。BMWの650ccから150ccにランクが下がりましたが、最新型は小粒でも力強い!街乗りは当然として、高速に乗っても周囲の車において行かれる事はありませんでした。パワー不足ならエンジンやマフラーをいじる事も考えていたのですが、このままノーマル状態でもいいかも。


 パワー的に問題は無かった物の、外装は赤と黒のみなのでちと味気ない。そこで早速ですが給油口にあるカバーを取り替えてみました。

真ん中にある状のものがそれです。

 ところが取り寄せてみるとなんか微妙に形が違う…?なんで?

実はこのカバー、途中で仕様変更がされたそうなのです。で、どうやら生産時期の古い物をよく説明を読まずに購入してしまったのです。
(写真左がその間違えて購入した2012年4月までの仕様の物。右が5月以降の物)
あーやってもーたー(汗)。

 改めて購入し直しましたよ(ボクガワルイ)。


 作業そのものは簡単。元にあったカバーをプラスドライバーで外して、そしてそこに付いていたねじを利用して銀色カバーを取り付けるだけ。

普通のドライバーを使うとシートの先っぽに当たるため、写真のような小さめのドライバーを使うことをオススメします。

 はい、出来た。ええやん、ええやん格好いいやん(ジガジサン)!

このカバー、キー近くにあるボタンを押すことで「カパッ」と開く構造になっているのですが、今回購入した物は純正のパーツをメッキ加工した物らしく、若干厚みが加わったことで引っ掛かりが出来たようでスムーズに開かなくなりました。まぁ、指先で補助してあげれば済む話なので大した問題ではないのですが。

 このPCX、タイで生産・販売しているためアフターパーツもタイ製の物があって結構豊富で選び放題。いじりがいのあるバイクなのですが、そうなると財布の心配がありまして(苦笑)。  

Posted by 天野"kevin"達也 at 17:05Comments(0)ホンダPCX150

2013年08月18日

2013年観劇上半期記録

1月14日「キリンの8割、わたしの2割」
ATLAS トリイホール

 動物園を舞台にした恋愛劇。女の子が恋した人はゲイでしたというお話。面白かった!面白かったけど主人公にゲイとストーカーという大きなハードルを二つも背負わしたのはどうだったのかなぁ?どちらか一つで充分だったと思う。見る側として共感しづらい。後から調べてみてゲイの部分は大事に描きたかったのは解ったけど…なにがなんでもゲイじゃないと成立しないキャラでもないような気がする。それでも面白かったのは役者さん達が上手かったのとチームワークの良さに尽きると思います。

1月19日「【舞台版】絶体絶命都市 世界の終わりとボーイミーツガール」
劇団エリザベス インディペンデントシアター1st

 同名のテレビゲームを元にした架空の震災後を描いたお芝居。まだ東日本大震災の記憶が残る中で震災をエンタメとして描いた点は大きく評価。また時間を時折巻き戻したりすることで主人公二人とその他四人がリンクする作りもよし。だけど死の匂いを排除しすぎていないか?前面に出されるとそれはそれで引くのだが、影で匂わすことをしても良かったと思う。あとキャラが「退場」する理由をもっとしっかり構築して欲しかった。なんとなくの自己犠牲では泣けないな。

1月20日「短篇集:几帳面独白道化師/キチョウメンドクハクピエロ」Astage・Bstage
バンタムクラスステージ そとばこまちアトリエ BlackBoxx

Astage「几帳面独白道化師」感想
 ゲスト脚本家による書き下ろしを除けば唯一の初演となる作品。公演後、パンフを見るとジョジョの影響があると書いてあり思わず心の中で「そうか!」。偶然だろうけど今作品の主演は「ジョータロー」さんだ。
 劇団初期の作品は見ていないので解らないのだが、ここ数年の作品で宗教であったりオカルト的な事は出てきても、描いて来たのは「人」。しかし今作品では悪魔(?)が出てきた事でいつもと違う作品になった。その点で一見バンタムぽい作品でありながら、実はバンタムぽくない作品。と言っても「らしさ」は残っており、いったい何が本当なのか?という観客を戸惑わせる「謎」と、おなじみの緒方ちかさんの「二面性」でお腹一杯。満足。
 ただ主演の丈太郎さん「ならでは」の色が薄い。どうしても福地教光さんとダブって見えてしまう所が気になったなぁ。

Astage「チェーホフの銃」感想
 匿名劇壇の福谷圭祐さんによる書き下ろし脚本。実は今回の全6作品の中で一番のお気に入り。 匿名劇壇さんは以前LINXSで拝見したことがあるのですがこの時も劇中劇、というより執筆中の脚本を可視化するスタイルは共通していました。LINXSの時はシュールな作風だった事もあって「若いな。」と感じたのですが、今回久しぶりに見るとレベル上がっている!
 劇団代表兼脚本家が「食えねぇんだったらいい加減劇団ヤメロ。」と彼女に怒られ、さらに執筆中の脚本を勝手に書き換えられてしまうというストーリーなのですが、脚本の福谷さんと演出の細川さんが共有している劇団経営の難しさをさらけ出した時点でこのお芝居の勝ちが決まったようなものだったかな。お客さんに聞いた中でも評価の高い作品の一つでした。
 実は過去のバンタム作品からのスピンオフ(番外編というより副産物)作品なのですが、元ネタを知らなくても楽しめるし、元ネタを知っていればより楽しめる作品となっていました。

Astage「ジャガーノート」感想
 2012年5月の演劇イベント、LINX’S04で上演された作品の再演。この時、都合で見に行けなかったので代表の細川博司さんの御厚意で稽古を見せて頂きました(改めてありがとうございました)。その時の報告は以下のリンクで見ることが出来ます。
http://kconasu.otaden.jp/e239517.html

 実はこの時、見た感想としては「いつものハードボイルドなバンタム的ではあるけれど、いまいち面白さがわかりにくい。」という物でした。舞台稽古という物を見るのも初めてだったので「こういう物なのかな?」と納得させていたのですが、短編集でのバージョンを見ると「本当はこうしたかったんだ!」と驚いてしまいました。
 マフィアの情婦役の小野愛寿香さん(ステージタイガー)が加わった功績がかなり大きかったと思います。バンタムらしいシリアスな雰囲気をぶち壊し、笑いの方向に持って行くには外部から来て貰ったのは正解。また小野さんは精神的なマッチョも、肉体的なマッチョも表現出来る希有な女優さんなのでこういったぶち壊す役目には最適でした。

Bstage「オクラホマ・スタンピード」感想
 「バンタムクラスステージ」の母体となった「シアターシンク万化」から派生した、「バンタム」とは兄弟分となる「はちきれることのないブラウスの会」の二朗松田さんによる脚本。「はちきれる~」がコント的演劇を売りにしているため、今作もその世界を持ち込みつつ、バンタムの世界も生かした「一粒で二度美味しい」作品。
 オクラホマの銀行の金庫を襲う予定だったのだが、一人の提案から段々おかしな方向に進み出す、というお話。ボケの三人にどうしても目が行ってしまう物の、ツッコミ役、かつ舞台と観客のパイプ役でもあった南光愛美さんが後になって思い返すと大事だったな、と思うのです。

 ところで「オクラホマ・スタンピード」ってプロレスの技の名前って知っていましたw?

Bstage「エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤」感想
 バンタム東京公演で上演された物の再演。冷戦時の東ヨーロッパのスパイの匂いがする今回の6作品の中では一番「バンタムらしい」作品と言えるノワール演劇。前日談や後日談、引き延ばして長編に仕上げることも出来そうな可能性を持った作品。ウルリヒ教授役の木下聖浩さんが渋くて格好良い!
 ただ福地教光さんと緒方ちかさんの関係が「親子ほど年が離れた」としていたのには不満。これは東京公演の時に福地さんの役を演じた小沢和之さん(6番シード)の設定が残ってしまったからだと思うのですが。福地さんと緒方さんではどう見ても「同級生」なんだよなぁ。ここは書き換えても良かったかもしれない。

Bstage「タナトス行政府」感想
 劇団初期に一度、そしてこちらも東京公演で上演された作品であります。関西のどこにでもある家庭。しかしそこの娘は一見元気ではあるものの心臓に疾患を抱えていた。その一方で謎の役所に新人が入所。ここで研修を受けていた…という話です(ちょっと訳が解らないと思いますがネタばれすると面白くなくなるのでココまで)。

 6ステージのトリを勤めるのにふさわしい笑いありドラマありの舞台でした。笑いとツカミは殿村ゆたかさんの功績が、ドラマは山本香織さんの功績が大。特に山本さんはじわじわ存在感を増していく「裏主人公」として一番大事なポジションだったのかも。彼女抜きのこの舞台はちょっと想像できない。そのくらいの上手さ。

2月10日「ごんべい」
ゲキバカ HEPHALL

「ごんべい」は一度ブログで書いたので省略。最高のお祭りでした!
http://kconasu.otaden.jp/e267286.html

2月16日「LINX’S Non Stop to TOKYO」ニコルソンズ・梅棒
2月17日「LINX’S Non Stop to TOKYO」ぬいぐるみハンター・虚飾集団廻天百眼
世界館


 ニコルソンズさんに「えーそれ?」と言いたい面もあるが梅棒さんとのマッチメイクにはかぶる点が多く、結果的に前座のようになってしまったのはかなり酷だったと思う。梅棒さんがそれだけお客さんの心をつかんだ結果ではあるんだけど、「交わってしまう」マッチメイクである以上、勝ち負けを決めてしまうんだよなぁ。
 今回のニコルソンズさん、僕はダメでした。ネタという石を積み上げようとするんだけどその度に蹴り飛ばしている感じ。ラストで実は蹴り飛ばした石がこっそり石垣になっていました!という驚きもなし。個々のネタは好きなんだけど全体通して見ると…。
 梅棒さんはゲキバカさんに所属している伊藤今人さんを中心に活動しているダンスユニット。物語を持たせたダンスが定評で東京で行われたイベントはプレミアチケットに。今回の大阪公演のためにわざわざ遠征してきたお客さんもいたようで、拍手等のリアクションが前もって解っていました。

 リンクス二日目、一本目はぬいぐるみハンターさん。面白かった!面白かったけどボケ中心になってしまってツッコミが不在だったのがもったいなかった。これはあくまで演劇なので笑いを目指す必要はないんだけど、ここでツッコンだ方がオイシイよ!と思うのは関西人の哀しい性なのでしょうか(苦笑)。僕なら、というのはナンセンスなのですが余命いくばくもない青年にその役目をやらせるのですが。
 二本目の虚飾集団廻天百眼はアングラ劇。数年前ならただ拒否反応を示してそれで終わりだったと思うんだけど、お付き合いさせて頂いている皆さんのおかげで色んな物を体験させてもらった結果、映画、アニメ、絵画、演劇どの分野にしても「心に引っかかる」物がないと記憶に残らないという考えが出ているので、お客さんにコンニャク等を投げつける(!)このお芝居は僕の中ではアリでしたね。こういうアングラ劇の諸先輩方を見て幻魔大戦(暗黒舞踊)やウテナ(音楽)が影響受けた事を考えると経験して良かったな、と。ただ激しい点滅をする照明は体質的に合わないので本公演クラスの2時間見るのはゴメン!嫌だ(苦笑)。

3月2日「発情ジュリアス・シーザー」
柿喰う客 青山円形劇場

 柿喰う客さん恒例の女性だけでシェークスピア作品演じる企画。衣装等を日本の西南戦争に置き換えての舞台。全体の雰囲気は歌舞伎的なつくり。うーん。最後のブルータスの粋な死に方でなんとか帳尻をあわせてギリギリプラスで終わった感じがするかなぁ。原作の縛りがあるとは言え、ラストまでの積み上げ方が演出の意図と反して空回りしている気がする。

 それと青山円形劇場という舞台の難しさも(中央に円形の舞台があり、その周囲を客席が取り囲むような形状)。メインクラスの役者さんは良い通る声を出しているんだけど、一部、線の細い声の役者さんがいて聞き取れない所も。その役者さん達が「つかみ」担当でもあっただけに物語に乗りにくかった。正直「もっとガンバってよ」という感じ。アフタートークで「聞き取れないところもあったでしょうが、改めて別の席で見て頂くと新たな発見があると思います。」と役者さんが言っていたが、それは役者として、表現者として言っていいのかなぁ?

 その後の大阪での公演は通常の舞台がある会場なので聴き取りにくいのは改善されると思っていたのですが(見には行かなかった)、見に行った人の話を聞くとここでも円形の舞台を組んで、やはり聞きずらかったとか。

 厳しめの事を連発しましたが、お客さんに伝わるように丁寧に作っていけば絶対おもしろいお芝居だと思うんですよ。つまらない所で減点しすぎ。仕切り直しての再演に期待。

3月23日・24日「ハーメルンの記憶」
バンタムクラスステージ 世界館

 なかなかの演劇偏差値高めのお芝居。だけど癖になる面白さ!これは二回、いや何回も見たくなるわ。ただ、最後のひとひねりに関しては戸惑いを持ったお客さんがチラホラいたのも事実。個人的にはこの戸惑いは歓迎なんだけど、エピローグで回収すべき事が多すぎて若干間延びが発生。その上お客さんの頭が疲労状態でこれをやるのは?という感じも無くはないんですよねぇ。

 二重・三重構造になっている複雑な舞台のために、作・演出の細川博司さんの頭の中にあるものを表現するのが難しい舞台だったとおもいます。それを表現した役者さん・スタッフさん達に拍手。

4月28日
The Stone Ageヘンドリックス「おおきないし」
The Stone Ageブライアント「そんな奇跡は起きなかった」
トリイホール

 細かな事情はよく知らないのですが、元々一つの劇団だった物が大阪組の「ヘンドリックス」、東京組の「ブライアント」に増えた劇団さん。今回は合同公演ということで劇団名の「石」をテーマに1時間から1時間半の間の作品をそれぞれ製作したそうです(セットも同じでは無かった物の、共有している物が多かったと記憶しています)。

 「おおきないし」は天狗伝説がある村に取材に来たUMA(未確認生物)ライターの女の子が限られた人だけが持つ天狗を見ることが出来る能力を持っており、そこでひとりぼっちの天狗と交流していくのだが…。というお話でした。
 これは面白かった!前半は緒方晋さんによる天狗によるややドタバタ的なコメディだったのですが、後半に行くにつれ天狗はフェイドアウト。実は津波の被害があった村という話になり、それによって傷つけられた心の再生という話に移行していきます。これが泣けた!
 「ヘンドリックス」さんは大阪で定期的に公演をしていますし、出演メンバーも客演の方も含めてほぼ固定されているので、チームワークのレベルが高いんです。僕の中では安心して見に行ける劇団さんの一つですね。
 余談ですが天狗のフェイドアウトの仕方がやや唐突な感じが見終わった後、したんです。徐々に丁寧に消えていっても良かったんじゃないかな、と思ったんですが、時間を置いて振り返るとあのいきなりな感じがむしろ良かったんじゃないか、という気もしてきたんです。きっと正解なんてないんでしょうけど、今になっても色々考えさせるお芝居って素敵やなぁ、と思ったりなんかして。

 「そんな奇跡は起きなかった」は地獄に落とされ、永遠と石を数えさせられている者とそれを管理している鬼達の物語。と、聞くとシリアスな雰囲気がするのですがコメディ作品。客演のニコルソンズの火野蜂三さんとゲキバカの西川康太郎さんの個人技が光る舞台でした。ただその個人技に頼りすぎてチームとして、作品としては印象に残っていないんです。個々のネタは目茶苦茶面白かったのですが、色々広げすぎて最後にまとめきれなかったのが残念。

5月19日「ドロテアノヒツギ」
ムーンビームマシン HEPHALL

 グリム童話の世界をベースにしたお芝居。マジック・ダンス・映像も用いたまるで遊園地のようなお芝居。予算や人材の点から東京に比べるとどうしても大阪は残念ながら劣る事が多いんだけど、ムーンビームマシンさんは負けていない。オンリーワン、は言い過ぎかも知れないけど何処にもない個性を持っている。
 ただ、オッサン一人で「遊園地」行くのはちと恥ずかしいw。彼女か子供を連れてこないと。

5月25日「田舎に住む人たち」
カンセイの法則 應典院

 北関東か東北を思わせる田舎町の何も観光資源のないのに何故かある観光課の物語。個人的にこんな感じのやさしい舞台、好きです。

 ただほぼ全てのキャラクターが東北弁(というかそのようなもの?)で演じるために「つかみ」の所で見ている側が期待していた「間」と演じる側が用意した「間」にずれが生じてしまった感じがしました。芝居が進行するにつれて東北弁に慣れてずれは解消されるのですが、結果的に「つかみ」が機能しなかったのは勿体なかったなぁ。かと言って関西弁にすれば物語の良さも消えてしまうし…。

 それとちょっとネタばれになりますが一周まわってほぼスタート地点に戻ってくる、見方によってはシンプルなお話なので、誤魔化しが効かない舞台だと思いました。この舞台ではちょっとしたほころびが目立ってしまう。良い脚本なのですが、良い舞台にするためには間をコントロール出来る上手い役者さんを全員揃えたり、色々丁寧にやっていかないと難しいかもな、と思いました。

5月25日「金星の日曜日」
劇団925 インディペンデントシアター1st

 お金と喫茶店をテーマにした1時間ちょっとの作品を二本上演するという構成。テノヒラサイズのオカモト國ヒコさん作による「まごころを君に」と伊藤えん魔さん作による「誰がために金は要る」でした。

 劇団925さんは中西邦子さんの一人劇団。日常生活にちょっと不思議な世界が混じるお話が多い劇団さんなのですが、邦子さんのほんわかとした雰囲気のおかげなのか、それが全く不自然と感じさせないんです。「まごころを君に」では邦子さんは結構かわいそうな立場になってしまうのですが、それをお客さんに引かせる事無く笑わせる事が出来たのは彼女の個性あってこそだと思います。

 両作品とも楽しかったし、面白かった!ただ「誰がために金は要る」は一本見た後の疲労のせいなのか、ちょっとだけ長く感じてしまったのが残念。ひとネタ削っても良かったかも。

6月2日「凍れる夜」
May 芸術創造館

 これは凄かった!僕が数え間違いをしていなければが四つの物語が交差する複雑な構成かつ、二時間半の長丁場を全く飽きさせないのは流石としか言いようがない。この良さを伝える言葉、せめてあらすじだけでも出来ればいいんだけどそれすら表現を持ち合わせていない自分にがっかりするのと同時に作・演出の金さんに嫉妬してしまう。とにかく凄かった。これは今年のNo.1最有力かもしれない。

 役者さん達の中で凄い!と思ったのが朝鮮半島の近代の歴史をリンクさせながら少女から老婆まで演じきったふくだひと美さん。その変化の様子を見たときゾクッとしたものを感じました。

 全話を共通してトッケビという朝鮮半島の妖怪が出てくるホラー作品なのですが、このトッケビの存在のおかげでエンタメとしてのオブラートができあがり、人間の愚かしさと言った、下手すると説教臭くなりがちな骨太な部分を上手く必要以上に気にさせないようにさせていたんじゃないかな?硬軟共に充実した作品でした!

6月16日「おぼろ」
スタージャックス 江坂スペースシアター

 ゲキバカさんの作品「おぼろ」を同劇団の演出、柿ノ木タケヲさんを迎えてスタージャックスさんが上演した作品。ゲキバカさんらしく大衆演劇的なお祭り的な作品で楽しかったのですが…面白かったかと聞かれると正直ちょっと物足りなかった。

 企画としてゲキバカさんの大衆演劇的世界と、スタージャックスさんの殺陣が融合すれば面白くなるだろうという目論見があったと思われるのですが…上手くいったのでしょうか?ゲキバカさんの舞台は所属俳優さんの個性を理解し、そこを100%引き出したところに魅力があると思うんです。ガンダムワールドぽく言うと「(役者さん)専用(舞台のキャラクター)」なんですよね。その専用モビルスーツにスタージャックスさんの俳優さん達が乗りこなせていない感じがしました。聞いた話によると段々良くなってきたらしいので、千秋楽には乗りこなすことができたのかな?
 
 一番の問題は先に見たゲキバカさん「ごんべい」のレベルの高さから期待値を上げすぎてしまった僕自身にあるのかも(苦笑)。もうちょい頭の中にある余計な物を取っ払って見れば良かった。

6月28日「Call me Call you」
6番シード 吉祥寺シアター

 これも一度ブログで紹介したのでカット。公演後主演の宇田川美樹さんに「6万字もの台本を2時間の枠で喋るなんて凄いですね!」と話したら「そう?まだまだ出来るよ!」との答え。宇田川さん、というか6番シード凄いよ(笑)!
http://kconasu.otaden.jp/e280392.html  

Posted by 天野"kevin"達也 at 18:00Comments(0)演劇

2013年08月12日

白クマラーメンを食す

 以前、東京池袋に行ったとき(ウテナ展の時だったかな?)北海道のアンテナショップがあったので即席ラーメンファンの間で有名らしい「白クマラーメン」を買っていたので、今になってようやく食べてみました。なんで白クマかというと札幌にある円山動物園の白クマの繁殖をサポートするためのパッケージなんだとか。

白クマラーメン公式ページへのリンク



 中身は麺とスープの素。ありきたり、といえばありきたり。


 普通の即席麺だとどんぶり鉢にお湯を入れるだけだったのに対し一手間必要。まず鍋で麺を茹でないといけません。


 ぐつぐつ。


 出来ました!


 一応塩ラーメンなのですが、お店で食べるオーソドックスな醤油ラーメンを食べている気分。麺をすする感触が楽しく、美味しい。同じく即席麺のヒット商品「マルちゃん正麺」が麺の中心部分のちょっと堅めの食感を出しているのとは違うトライをしているのが面白かったです。  

Posted by 天野"kevin"達也 at 17:05Comments(0)食べ物・飲み物

2013年08月08日

映画喫茶白鯨7月でした!



 先日7月29日は映画喫茶白鯨でした。遅ればせながらお越し頂いたお客様、ありがとうございました!なんば白鯨さんのユーストリームチャンネルでイベントの様子が公開されていますのでよろしければ見ていただけるとありがたいです。というか嬉しいです。

「映画喫茶白鯨7月」ユーストリームへのリンク

イベントの流れとしては…
○映画チラシを見ながらこれから公開される映画をあれこれ語り合う「チラシのコーナー」
○なんば白鯨スタッフ、林さんを交えての「パシフィック・リム」と「SHORT PEACE(大友克洋他、監督作品)」について


○ゲームデザイナー高岡さんを交えての「宿題のコーナー」。どちらもラジ-賞のにおいがする「G.I.ジョー バック2リベンジ」「ハングオーバー3」について。そしてアメコミ映画最新情報についても。
○「プレゼンのコーナー」。今回のテーマは「イギリス映画」

次回は8月26日、月曜日。会場は同じくなんば白鯨さんです。テーマは「サスペンス映画」。来て下さい!
8/26(月)
「映画喫茶白鯨」
start 19:00 / ¥500- (1drink別)
出演 / 若林賢太郎、吉田徹(アニメR)、中澤勇一(アニメR)、ごんぼそ、ケビンコナス、帝、他
http://hakugei.net/archives/7139  

Posted by 天野"kevin"達也 at 12:05Comments(0)映画

2013年08月03日

peachに乗ってみました

 先日仙台に行ってきたのは報告済みですが、関西空港を拠点にするLCC、peachを使ったのでそのレポート・感想なんかを。


 peachは第二ターミナルを使っているのでJR・南海・高速バスで到着してからもう一度無料のシャトルバスで移動する必要があります(一部の高速バスは第二ターミナルに直接行ってくれるようですが)。

第一ターミナルとは逆の方向、ホテル日航関西空港に向かいます。


指示通り左に行くとバス乗り場へ。


数分で第二ターミナルへ到着。意外と施設がしっかりしています。飲食関係では不自由することはないような。ただ椅子・机が各店舗ごとになっているのはちょっと不満。スーパーなんかのフードコート(飲食エリア)のように椅子・机を共有すればいいと思うのですが。

ピンク色のATMのような機械がpeachの発券機となっています。ネットでのチケット予約・購入時にプリントアウトした紙にあるバーコードを照会して発券します。


荷物検査を受けてゲートエリア(最終待合所)へ。ここでもショップはありますので時間つぶしに苦労することはないかと。第二ターミナルは全体的に綺麗な作りなのですが、上を見ると工場や倉庫を思わせるスチール製の折板。気が付きにくいところでコストダウンの跡が見られます。


peachが使用するのはエアバス社のA320-200。この機体はスターフライヤーで乗ったことがあるのですが、改めて見ると小さい。


peachのシート。169cmの僕が座ると膝周りに余裕がありません。前の席のポケットにペットボトルを入れてしまうとかなりきつくなります。調べてみると前述のスターフライヤーは標準よりあえてもあえて席を減らした144~150席なのに対し、peachは180席。両社とも左三列の右三列なのでpeachはスターフライヤーより五列多いことになります。そりゃ席がきついわけだ。

ただ脚以外の圧迫感は思ったほどはなし。前の席の人がリクライニングするとプレッシャーを感じたかもしれませんが、「みんなで我慢するLCC」を皆さんわかっていたのか誰も席を倒していませんでした。


ちなみにこれは帰りの飛行機、ANAのシート。膝周りの余裕はペットボトル1本半はありました。

 LCCのpeachが他社のJALやANAと比べてお得かどうかなんですが、お昼や夜、出発する便なら当然お得。しかし朝7時代に飛ぶ便となると宿泊しないといけません。peachがどういうものかよくわかっていなかったので念のため前述の関西空港内にあるホテル日航関西空港に泊まったのですがpeachが8,000円でホテル代が13,000円。ちなみに帰りのANAだと16,500円(株主優待価格)+4,000円(株主優待券)なのでほとんど変わらないという(苦笑)。

 まぁ、今回の仙台行きは仕事の都合等があって早朝出発、夜帰還という日帰りにせざるを得ない状況だったので値段の点は納得済み(peachに乗ってみたかったのもありますし)なのですが、ホテルに関しては再考する必要があると思いました。日航ホテルと関西空港のひとつ前の駅、りんくうタウン駅近くにあるワシントンホテルは土曜日になると高くなるんですよねぇ(移動の手間が少ないので便利なことは便利なんですが)。となると岸和田駅のアパホテルか難波駅のビジネスホテルかカプセルホテルがベストな選択か…。噂では関西空港にカプセルホテルを誘致するという話もあるそうなのですが、これが実現すれば一番便利なんですけどねぇ。  

Posted by 天野"kevin"達也 at 14:51Comments(0)その他