2012年11月06日

のぼうの城&エクスペンダブルズ2鑑賞

 さてさてこの秋の話題の映画「のぼうの城」と「エクスペンダブルズ2」を見てきました。

 豊臣秀吉による天下統一も残りは関東の北条氏のみとなっていた。北条氏に仕える成田家の当主成田氏長は豊臣側に寝返る約束をしていた。氏長は居城である忍城(埼玉県行田市)を成田泰季(平泉成)と成田長親(野村萬斎)親子に任せ、豊臣側が来たときには争わず入城させよと伝言を残し小田原城に向かう。やがて石田三成が率いる二万人の軍がやってくる。手筈通り降伏する予定だったのだが、三成が送った使者の無礼な態度に長親が怒り、交戦することになってしまう。

 一方石田三成(上地雄輔)は事務方としての能力は高く評価されている物の、合戦での実績が乏しく同僚達から軽く見られていた。その事を憂慮していた豊臣秀吉は降伏することが決まっている忍城攻めを三成に任せ、実績を作らせようとする。結果予定が狂い合戦となるのだが、長親率いる三千の兵に苦戦する。秀吉による備中高松城への水攻めに感動していた三成は忍城にも同じ作戦で挑もうとするのだが…というのが「のぼうの城」のお話です。

 普通なら「長い!」と感じる2時間25分の上映時間なのですが、あっという間に感じたことは楽しめた証拠なんでしょうね。合戦シーンは大迫力で良かったですよ。ここはオススメです。ただそれに入るまでのドラマパートが…。野村萬斎さんと山口智充さんの演技が序盤にしてはやり過ぎた感じがあってお二人には申し訳ないですが正直うざいなぁ、と思いました。それと結果が欲しいはずなのにそれが出せなくてイライラしているはずの石田三成がこの状況を楽しんでしまっている描き方にも疑問。三成がヒールにならないことで長親に100%感情移入出来なくなったような。

 それと本来はこの映画、昨年公開する予定だったのですが、水攻めのシーンが震災の津波を連想させるために公開延期となっていました。この決断は見て納得。水攻めが三成側のキーワードになっているためにカットしたら映画が成立しないんですね。日本人が津波を連想させる物をエンタメとして消化できるまでの時間的猶予は必要だったと思います。もし震災直後に公開されて水攻めのシーンを見ていたらどん引きしていたのでは…。

 面白かっただけにドラマの積み上げ方に不満が残ったのは勿体なかったなぁ。

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 「エクスペンダブルズ2」はもはや説明不要でしょう。アクションスター勢揃いでドッカンドッカンする映画です(笑)。1は大好きだったので期待して見に行ってきたのですが…。

 なんかアクションシーンの撮り方が下手になった感じがして不満が残りました。大味なのは結構なんだけど「格好いい!」と思えなかったんですよねぇ。1に比べて大きく撮らないといけないスターが増えた事で散漫になってしまったのか、監督がスタローンからサイモン・ウェスト(コン・エアー、トゥームレイダー)に変更された事が影響したのか…。

 今回敵役はジャン・クロード・バンダムが演じているんですが、主人公サイドに力を入れすぎたのかなんか悪役として薄いんですよ。さらに俳優として立てようとしたのが災いして「悪役としての」花があるやられ方ではなかったので余計に薄い。1ではあまり有名ではない俳優さんが演じていたのでやられ放題だったのが気持ちよかったのですが。

 「一匹狼」というキャラクターで登場したチャック・ノリス大先生が他がグズグズしている間においしいところを持って行っちゃった印象しかなんか残っていないのですが(苦笑)。パート3の製作が既に決まっているのですがこれ以上スターが増えすぎるとどうなっちゃうんだろう?うーん。

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さて毎月恒例の映画イベント「映画喫茶白鯨」が来週12日にあります。会場は大阪難波の味園ビル内「なんば白鯨」。注目作品を見て感想を述べあう「宿題」はアウトレイジ・ビヨンドとエクスペンダブルズ2。そしてプレゼンのテーマはアウトレイジ・ビヨンド公開記念「ヤクザ、ギャング&マフィア映画特集」です。お時間ありましたら着て下さい。
11/12(月)
「映画喫茶白鯨」
start 19:00 / ¥500- (1drink別)
出演 / 吉田徹(アニメR)、若林賢太郎、ごんぼそ、ケビンコナス、他
http://hakugei.net/archives/5355  

Posted by 天野"kevin"達也 at 22:42Comments(0)映画